

二代目小林啓市が精魂こめた家。
小林建設のすぐ近くにある高浜神社。
この神社の宮司であるI様から、社殿の造営を任されたのが、2代目小林啓市でした。
その後、隣り合ったご自宅も建てさせていただき、いまも夫人とご子息が大切に住んでくださっています。
I様に、小林建設について語っていただきました。
Voice



【写真中央】二代目小林啓市。抱いているのは現社長の悟。
玄関の上がりかまち、けやきの一枚板です。
私が子どもの頃、啓市親方が担いで持ってきたのを覚えています。うちの両親はサラリーマンだったから、「そんなの買えないよ」と言うと、「ここの家にはこれしかいけん」と言って親方はがんばります。
私が子どもの頃、啓市親方が担いで持ってきたのを覚えています。うちの両親はサラリーマンだったから、「そんなの買えないよ」と言うと、「ここの家にはこれしかいけん」と言って親方はがんばります。
「神主さんの家だから、これくらいしないといけん」「後になったらわかるけん」。親方の説得に両親も折れて、その板を使うことになるわけですが、それでお金を使い果たしてしまい、また貯まるまで工事はストップ(笑)。だからこの家ができるまで3年くらいかかってるんじゃないかな。



とにかく材料にこだわる人でしたね。1本ずつ吟味して探してこられて。
そのかわり、和室でも、床の間でも、ピタッと決まっているでしょう。まさに名人技ですよね。
建具屋さんも、親方の好みを知り尽くしていて、むずかしい注文にも応えていたようです。
いまでも小林建設の仕事をしている建具屋さんですが、小林で標準とされる建具はレベルが高いです。
この家もつくりは伝統的なつくりですが、古い感じがしないでしょう?どこか時間を超越しているような、本物がもつ美しさと言うのでしょうか。
そのかわり、和室でも、床の間でも、ピタッと決まっているでしょう。まさに名人技ですよね。
建具屋さんも、親方の好みを知り尽くしていて、むずかしい注文にも応えていたようです。
いまでも小林建設の仕事をしている建具屋さんですが、小林で標準とされる建具はレベルが高いです。
この家もつくりは伝統的なつくりですが、古い感じがしないでしょう?どこか時間を超越しているような、本物がもつ美しさと言うのでしょうか。
啓市親方の仕事というのは、そういう仕事だったと思いますね。お金儲けよりも、ただただいい木を使って、いい家を思う存分建てたかった。そしてそれを貫いた、生粋の職人。
それが小林啓市であり、小林建設という会社であったと思いますね。そういったこだわりは、いまもいい意味で社風として残っていると思いますよ。
