無理が通れば道理が引っ込む | ブログ | 出雲市で注文住宅・古民家再生を行う工務店｜小林建設

最近、世の中で起きている出来事について心配な事があります。

それは「無理は通る！」ということです。

以前はマスコミ、報道等が現在程に一般に公開されず、またその手段となる機関の数も少なく限られていたのです。しかし、現在は新聞、ラジオ、テレビはもとより携帯電話、パソコン等インターネットを介して様々な情報が発信され流れて行きます。
新聞では基本的に翌日になって初めて次の展開を報道出来るのですが、インターネット上では瞬時にして変化していく情勢を発信しづづけることが出来るのです。

・北朝鮮による韓国船魚雷攻撃？事件
・中国漁船による日本海上保安庁の巡視船への衝突？事件
・韓国と日本の間における竹島問題
・ロシア連邦との間にある北方領土問題
・大阪地検特捜部の主任検事によるＦＤ改ざん疑惑

この他にも数多くこうした問題が国民の前にさらされるようになって来ました。

このような事に共通しているのが、無理が通ってしまう事です。

「無理が通れば道理が引っ込む」

「少し変だな」「ちょっとおかしいぞ」と思われる事も全て大義のため、大局的に見た場合の国益のため、または上層部の身辺保護のために、または事を荒だてたくないという心理作用が考えられます。

大阪地検の問題では、内部告発により真実が明るみに出ようとしています。自浄作用が働いたのかもしれません。

純真に「どうして？」と問いかけるこれからの子供達にこたえていけるように。
せめて昔話にあるような「花咲かじいさん」的な出来事が全くのでたらめの話にならないように。
そういう世の中であって欲しいと思います。