|
我が家を少し改造することになり、押入れを片付けることになりました。 一間の押入れに天袋まで私に関するガラクタがぎっしり。 捨てないと片付かない事は充分承知しているけど・・・・・・。 家族から二、三年着てない衣類、使用していない物は処分してしまう様にきつくお叱りを受けているので、今回は思い切って捨てようと思い、片付けを始めました。 箱の中から出して見ると、何十年前の物がぞくぞく懐かしい思い出と共に出て来ました。 今迄も何回も処分しようと思ってはみたものの、捨てられなかった品々。 四十数年前の二人の息子を背負っていたすり切れた子守バンドは、どうしても処分出来ない私。 自転車で買い物に行く時も家事をする時も全て私の背中でした。 おんぶしてやると親子の体温で、私の背中ですぐ、すやすや眠りました。 その愛らしい顔や昔の生活がとても懐かしく、走馬灯の様によみがえり、私の大切な宝物として、今回またタンスのすみにしまっておきました。 子守バンドと紐落としの洋服は、私だけの思い出の品として、処分はもう少し先になりました。 |
記事一覧 | 2010年5月
- 1 /
- 2 /