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出雲大社本殿 | ブログ | 出雲市で注文住宅・古民家再生を行う工務店|小林建設

スタッフブログ

  • 出雲大社本殿

  • 2009/07/10(金) すべて
現在、出雲大社は平成の大遷宮として本殿の改修工事が行われています。

昨年、工事着工前に本殿の特別拝観があり、2回ほど行く機会がありました。

今回は、本殿大屋根の公開が25日から来月の16日まで行われるそうです。

檜皮(ひわだ)葺きの大屋根を間近で見ることは、今まではなかったようで、初めてのこと。

本殿の大屋根は、昭和の遷宮時に葺き替えが行われていて今回で4回目、大屋根の面積は約180坪、軒先の檜皮は厚さ1メートルにも及ぶそうです。

一般的には2尺5寸(約75㎝)の長さの檜皮が使われるそうですが、出雲大社の場合は3尺5寸(約105㎝)と4尺(約120㎝)の檜皮が用いられていて、葺き替えには約64万枚という膨大な檜皮が必要だそうです。

改修工事のために本殿を覆っている素屋根内に、1階から3階までの足場が組まれているので、大屋根の檜皮葺きの様子や最高地点が地上約24メートルという千木や勝男木も目にすることができます。 

是非、この機会に壮大さとともに古くから伝わる建築様式の「技と美」を見に行きたいと思います。
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