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先週末、業界の研修旅行でソウルへ行って来ました。 久し振りの海外旅行ということや健康不安も気になっていましたが、無事に行って帰ることが出来ました。 現地ガイドのチェさんは、日本に住んでいたこともあり、韓国と日本を比較しながら説明してくれたのでよく分かりました。 観光で行ったユネスコ世界遺産になっている水原(スウォン)市の華城(ファソン)は、東京ドーム約28個分の面積で、城壁の長さは5.7キロもあります。(城壁に沿って歩くと約2時間半で1周することが出来るそうです。) この華城は、朝鮮王朝後期の1794年、第22代王・正祖(チョンジョ)が政争により悲運の死を遂げた父を悼み、2年8ヶ月の歳月をかけて造り上げたそうです。 また、朝鮮古来の築城法に加え、石とレンガの併用といった西洋の近代的な建築技法を清(中国)から導入、活用し機能性と建築美を兼ね備えた城郭です。 ところで、第22代王・正祖(チョンジョ)は、今NHK BSで毎週日曜夜11時から放送されている「イ・サン」のことです。 ガイドさんも言っておられましたが、韓国の歴史を勉強して来るか、韓国の歴史ドラマなどで多少の知識があると説明がより深く理解できるそうです。 ちなみに、華城行宮はイ・ヨンエ主演の人気ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」や時代劇の「イ・サン」のロケ地としても有名です。 やはり、何事も調べて予備知識を持って行かないと、充実したものにならないと感じました。 |