つい先日、新聞のある寄稿欄に“さすが!”と思うことが書いてありました。
それは、パナソニックの創業者の故松下幸之助氏が、第2回観光丁長官表彰に選ばれたことに書いてありました。
この受賞理由が50年以上も前に雑誌「文藝春秋」に発表した『観光立国論』というもので、その失見の明がその受賞理由ということらしいです。
<観光立国によって生み出されてくる最大の利益は、日本が平和の国になるということ>
日本は、この提言を無視し、その後工業にのみ力を注ぎ高度成長を続けました。
やっと、観光に着目しはじめたのが2003年、観光庁が2008年10月、松下提言から54年後の事です。
このことを取り上げて、新聞に寄稿されているのが、境港市観光協会会長の枡田知身さん元水木しげる記念館館長です。
この枡田さんは、松下氏が文藝春秋に発表した文章を読みたくなり、「大宅壮一文庫」から取り寄せたとの事。
観光とは何のつながりも無い故松下電器の社長が、1954年(昭和29年)5月号に発表した論文がなぜ観光庁長官表彰に選ばれたのか、観光に携わるものとして不思議に思い、興味を持たれたのだと思います。
この姿勢と行動があればこそ、現在の「水木しげるロード」が観光スポットとして発展しつづけて来た所以(ゆえん)でしょう。
それは、パナソニックの創業者の故松下幸之助氏が、第2回観光丁長官表彰に選ばれたことに書いてありました。
この受賞理由が50年以上も前に雑誌「文藝春秋」に発表した『観光立国論』というもので、その失見の明がその受賞理由ということらしいです。
<観光立国によって生み出されてくる最大の利益は、日本が平和の国になるということ>
日本は、この提言を無視し、その後工業にのみ力を注ぎ高度成長を続けました。
やっと、観光に着目しはじめたのが2003年、観光庁が2008年10月、松下提言から54年後の事です。
このことを取り上げて、新聞に寄稿されているのが、境港市観光協会会長の枡田知身さん元水木しげる記念館館長です。
この枡田さんは、松下氏が文藝春秋に発表した文章を読みたくなり、「大宅壮一文庫」から取り寄せたとの事。
観光とは何のつながりも無い故松下電器の社長が、1954年(昭和29年)5月号に発表した論文がなぜ観光庁長官表彰に選ばれたのか、観光に携わるものとして不思議に思い、興味を持たれたのだと思います。
この姿勢と行動があればこそ、現在の「水木しげるロード」が観光スポットとして発展しつづけて来た所以(ゆえん)でしょう。
記事一覧 | 2010年11月
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