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先日の日曜日は、「還暦の祝い」の同窓会がありました。 ひと月前に出席予定者の人数を確認したくて、実行委員の一人にたずねたところ約80名とのことでした。 私達の中学同窓生は、全員で210人位だったと思うので約40%の出席率ということになります。私達より3~4年上級の世代がいわゆる団塊世代のピークでした。私達は下り坂に向かい始めた年代ということになります。小学校は4クラスで1クラス当たり50人以上、中学は5クラスで1クラス当たり40人以上ということです。 また、私達は幼稚園、小学校、中学校と一貫教育のように殆どの子供が同町内で一緒に10年間を過ごした仲間同士です。 しかし、中学を卒業してからこの日を迎えることが出来ずに故人となった友は七名を数えました。式の開始にあたり、全員でこの七名の故人に対し、1分間の黙とうをしました。 この式に出席予定であったのに自治会の催しと重なり、出席を取りやめた人、会社の仕事、出張によりまた、体具合が悪くて取りやめた人もいるようです。今後これだけの同窓生がこの人数で一同に集まることはないでしょう。成人式以来40年間、一度も会ったことのない人もいます。 しかし、こうして目の前で顔を会わせると昔の呼び名で声をかけ合い、まるでタイムスリップした思いです。 各学級担任の先生も5人のうち3人が故人となられ、来賓として出席していただくことが出来たのは、私達のクラスの担任の先生だけでした。80歳を超える年でありながら、腰も曲がっていないし、体育の先生であったせいでしょうか声にも張りがあり、元気いっぱいに感じられました。私達の学校へ赴任された年に担任していただき、3年生の時にも担任していただきました。この学校での在籍4年間の内で、2年間お世話になりました。 最後には、この恩師の万歳で式を締めました。この同窓会を企画し、この日まで何回もの会合をし、準備をして来られた実行委員の皆さん、本当にご苦労様でした。 |
記事一覧 | 2010年01月
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