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歌は世につれ 世は歌につれ | ブログ | 出雲市で注文住宅・古民家再生を行う工務店|小林建設

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  • 歌は世につれ 世は歌につれ

  • 2008/11/18(火) すべて
“歌は世につれ世は歌につれ”この言葉はかなり以前から歌謡番組の懐かしの歌が始まる前の冒頭に司会者が発する名ゼリフです。

また、これと同質の言葉として放送40周年以上となる山陰放送ラジオの番組「音楽の風車」も昔と変わらぬナレーションで始まっています。

“クルクルとまわる風車のように次々と歌いつがれていく古い歌、新しい歌”

これらの言葉にもあるように、今歌われている新しい歌もいずれは古い歌となっていくでしょう。

しかし、歌には書きとめた書物、絵、写真などと違って、その人々が生きてきた時代、世相を映し出し、そして何よりも自分が生きたその時の出来事、また関わってきた人々の顔、声そのものがまざまざと思い起こされて来て、まるでタイムスリップしたような気分になるのです。

私が新入社員だった頃は、高度成長期でもあったので工事現場は、3か月位休みが無いのも珍しいことではありませんでした。

現場で仕事をしている先輩の口からはよく鼻歌が流れて、大阪河内周辺にある我社の工事現場が3~4ヶ所合同で夕方から「のど自慢を兼ねた飲み会」が何回かあったものです。

同じ現場の関学出の詩吟好きの同僚からは、「竹馬の友」という歌を教えてもらいました。

和歌山のぶらくり丁のスナックでは、そこの可愛いい女の子からは“一緒に歌って覚えて”とせかされ『和歌山ブルース』を教えてもらいました。

年老いた老人はもちろん、そうでない人もその時々の自分、周りの人を思い起こし自然と熱いものがこみ上げてくるでしょう。

皆、歌好きになりましょう!

古い歌でも何も恥じることは無いのですから。
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