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月曜日、建築士会のまちづくり委員会が建築会館であり、出掛けて来ました。 今年度は、まちづくり委員会で耐震改修・診断の出前講座を島根県から委託を受け、各市町村で行っています。 今回は、その進捗状況と平成25年度に島根県で開催される建築士全国大会のことが主な議題で、その前に建築会館の近くの石橋町の町並みを散策しました。 石橋町は、城下町の町人まちとして栄えた所で、良好な地下水が豊富で醤油や酒などの醸造業が盛んだったそうです。 また、城下町の北東部に位置することから、鬼門の防衛を担うために千手院などの寺院が配置されています。 天候もあまり良くなかったことと時間にも制限があり、ゆっくりと町並みを散策することは出来ませんでしたが、なかなか興味深いものでした。 しかし、古い町屋も多数存在していますが、建物の老朽化や家主の高齢化などの影響で歴史的な町並みも失われつつあるようです。 この貴重な城下町の風情が後世に引き継がれることが、今後の課題だと思います。 これを機に、いろいろな町並みを散策したいと思いました。 |
記事一覧 | 2011年12月
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