つい先日の雪は、久し振りに見る細かい粒でした。
あの細かい密度の濃い雪が降るのを見ていると子供の頃の雪を思い出します。
外がやけに静かなので出てみるとそれまで降っていた雪とは違い、細かい雪が無言で下に降りて来るのです。
見上げてみると自分が、どんどん空に昇って行くような錯覚に陥り、不思議な感じになります。
おもしろいので何回もそうやって上を見上げたものです。
たぶんその頃は、20センチ~30センチの積雪はあたりまえだったと思います。
学校からの帰り道(片道4キロ)は、川土手を通ります。
この刈土手の斜面をマント(防寒着)のまま転んだりしながら帰りました。
昔はこの季節、自家製の甘酒や味噌をつくっていました。
帰ると堀ゴタツのふとんをめくり上げ、そこで温めてある毛布にくるんだ「かめ」の中の甘酒の上澄液をすくってなめた事を思い出します。
これはものすごくうまかったです。
味噌は小さな器械の取手を親父が回すと、先端の小さい穴から何本ものうどん状になった大豆の潰れたものが、うねりながら出て来るのです。
以前はこのようにして、農作業の忙しい中にありながら、いろいろなものを家でつくっていたのを思う時、両親等昔の人の苦労を改めて考えさせられます。
あの細かい密度の濃い雪が降るのを見ていると子供の頃の雪を思い出します。
外がやけに静かなので出てみるとそれまで降っていた雪とは違い、細かい雪が無言で下に降りて来るのです。
見上げてみると自分が、どんどん空に昇って行くような錯覚に陥り、不思議な感じになります。
おもしろいので何回もそうやって上を見上げたものです。
たぶんその頃は、20センチ~30センチの積雪はあたりまえだったと思います。
学校からの帰り道(片道4キロ)は、川土手を通ります。
この刈土手の斜面をマント(防寒着)のまま転んだりしながら帰りました。
昔はこの季節、自家製の甘酒や味噌をつくっていました。
帰ると堀ゴタツのふとんをめくり上げ、そこで温めてある毛布にくるんだ「かめ」の中の甘酒の上澄液をすくってなめた事を思い出します。
これはものすごくうまかったです。
味噌は小さな器械の取手を親父が回すと、先端の小さい穴から何本ものうどん状になった大豆の潰れたものが、うねりながら出て来るのです。
以前はこのようにして、農作業の忙しい中にありながら、いろいろなものを家でつくっていたのを思う時、両親等昔の人の苦労を改めて考えさせられます。