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感激の一日 | ブログ | 出雲市で注文住宅・古民家再生を行う工務店|小林建設

スタッフブログ

8月28日に脳梗塞で入院以来8カ月を迎えた母。

正月迄の保証は出来ないと言われていたのに、右半身はマヒしたものの食事も少しずつとれる様になり、お世話になっている先生方や看護師の皆様の手厚い看護のお陰と、ただただ感謝々です。

他の皆さんは自分で食べておられるのに、母は看護師に食べさせて頂いていますので、土曜日は休ませて頂き、少しでも母の面倒をと思い、斐伊川土手を今日は声が出るかな、話が出来るかなと不安と期待の気持ちで病院へ。

昼食のテーブルについている母が、私の顔が見えると笑顔になります。

「あー、わかってくれたー。」今日の調子がわかります。

「少しでも口から食べると元気になるからねー、元気になったら花見に行こうねー。」と母にも私自身にも元気づける言葉です。

食事後、部屋で歌が好きだった母に歌集を開いて昔の歌や童謡を歌ってやりました。

何曲か歌っていると、夕焼け小焼けをなんと母も小さな声ですが、歌い出してくれました。

二番も歌うことが出来ました。

忘れたと首を振るだけだったのに、ちゃんと歌を口ずさんでくれました。

私は大感激、頭をなでて上手々というと、笑顔が返りました。

反対側のベットのおばあさんが「おばあさんの声、始めて聞きましたよ。私も涙が出ました。」と言って頂き、皆、昔の歌は覚えているものだなあーと心より感心、良かった、嬉しかったよ!!

帰える時、左手で固く手を握ってくれ、胸にこみ上げるものがありました。

久々に晴々した気持ちになり、車中からですが今満開の三刀屋土手の御衣黄を見て、帰りに天満屋の元祖みどりの桜もちを買って帰りました。

すべて手作りの桜もちをより一層おいしく頂きました。

「皆さんありがとう!!」大声で叫びたいほど感激の日でした。
2024年11月
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