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母が入院している病院では、毎年その季節に応じてその季節に合った旬の手作り小作品が「小さなプレゼント」として、床頭台に置かれています。 3月は色紙でつくった折り紙の「お雛さま」でした。 そして次は、折り紙の「兜」が取り付けてあるはがき大の用紙に俳句。 “卯の花や ふと口遊(くちづさ)む 童唄” 先代院長先生の長年の作品の中から一句選び、したためてあるとのことです。 患者の方は、なかなかそれを楽しむことは難しいにしても、見舞ったり立寄ったりする家族にとって、これらの作品は心にふっと癒しを与えてくれるものです。 この手作り作品は、院内の職員の方、また院長先生も一緒になって作り上げる共同作品との事。 テーブルに置いたカーネーションの花が、今年はまだいきいきとしています。 |