白鵬連勝「63」でストップ | ブログ | 出雲市で注文住宅・古民家再生を行う工務店｜小林建設

大相撲九州場所が、今始まっています。

今場所は、白鵬が史上最多の双葉山の69連勝をいつ超えるかと期待されていましたが、2日目に稀勢の里に負けて連勝記録は「63」で止まりました。

一人横綱の孤独な戦いが続く中、尊敬する元横綱大鵬さんに電話で助言を求め、一番一番集中してやってほしいとエールをもらっていました。

戦いの後、「もう一つ伸ばしてやろうというすきがあったんじゃないですか」と自己分析したようです。

1939年、双葉山の連勝が69で止まった時、双葉山は親しい知人に「イマダ　モッケイタリエズ　フタバ」と電報を打ったそうです。

文中のモッケイ＝木鶏は、中国の古典に出てくる闘鶏の話に由来し、一見、木で作られたように見えるほどどんな相手にも無心で戦える天下無敵の鶏のことだそうです。

双葉山は、この「木鶏」を志向しており、電報で精神的な未熟さを反省しました。

白鵬は、尊敬する双葉山については、書物やDVDで学んでいるとのこと。

昨年の夏場所に連勝が33で止まった時、「いまだ　木鶏たりえず」とつぶやいたそうですが、今回も同じだったようです。