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ふる里を訪ねる | ブログ | 出雲市で注文住宅・古民家再生を行う工務店|小林建設

スタッフブログ

  • ふる里を訪ねる

  • 2008/07/30(水) すべて
今年に入ってから知人の家族の不幸が相次ぎました。
亡くなられたことを後日知り、いつか近いうちにお悔やみに伺おうと
思っていたのですが・・・・・・
ついに今年もお盆を迎える時期となってしまいました。
そこで先日の日曜日に其のお宅を伺うことにしました。
出雲→松江→雲南 方面の順に廻ることにしました。
松江では最初に従姉の嫁いだ家に行き、
先方の姑さんの仏前に手を合わせました。
次に途中、母の故郷で眠る祖母のお墓参りもしました。
この辺りに来ると、毎年夏休み母の里帰りに合わせて遊びに来ていた時を思い出します。
いよいよ遊びを終え母と此処を去る際に、くの字に曲がった腰で杖をつき坂道の処まで見送りに来てくれた祖母の濡れた目を思い出すと、其の頃は感じなかった思いがこみあげてきます。
3~4km離れた海辺には母の姉(伯母)の嫁ぎ先があります。此処から2km離れた小高い山の中腹の伯母の墓参りにも行きました。右も左も田んぼです。
小さい用水路には、山から流れてくる水がサラサラと流れています。
しかし天からは太陽が照りつけしかも風が無いのでズボンも半そでカッターも吹き出る汗でぐっしょりです。
祖母のところと同様に、持ってきた小菊の花束を色違いで両方へたてました。
目を上げると東の方に中海がひろがっています。
汗でぐっしょりの背中とシートの間にタオルを当て次の雲南へと向かいました。中学同窓生のA君宅で
A君の母上が(84歳とのこと)「今度いつ会えるかわからんけん会わせてあげる」と言って、
離れからA君を連れてこられました。「うわー、久振りだねー」と大きな明るい声です。
30~35年振りではないでしょうか。
A君は幼少のとき熱病の後遺症で普通に生活が出来ないようだった。今は週に二日、施設へ専用バスで通っているとのことです。小学、中学時代はよく相撲をしました。
A君は其の頃から相撲が好きで私の家まで呼びに来ることがありました。
先ほどもTVで相撲を見ていて私が来たことがわからなかったそうです。
亡くなったA君のお父さんは90歳過ぎで亡くなるまで、よくA君の世話をしておられたそうです。
A君! 体に気をつけて下さい無理をしないように・・・
そうしないと自分が苦しいだけでは無しに周りの家族、皆の苦しみ、悲しみとなるのだから・・
お父さんに報いるためにも・・・・・
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