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13日に墓掃除に行きました。 墓石を洗い、花立ても洗い水も新しい水に替えました。 道路向い側にあるお寺のおばあさんが「よく参られましたね。」と声をかけて下さいました。 その時、山の方から一匹のあぶら蝉が飛んできて地面に転がりました。見ると羽根が３分の１位ちぎれていました。 するとおばあさんが「今年はあぶら蝉が少ないですね。この蝉も７～８年間は土の中で暮し、外へ出て羽ばたいたと思うと間もなく一生を終えてしまう。はかないものですね。」 私が蝉を手に取るとバタバタと羽根を動かし、飛んで行きました。 寺の池には蓮の花が咲いていました。 午後を過ぎるとしぼんでしまう花。先程のにわか雨でよりいっそう映えて見えます。 “千年蓮 時を超えて 花開く” |
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